だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

沖縄編14 ー素晴らしい思いつきー

 

初日からレンタカーをホテルの駐車場に停めっ放しだ。

 

わざわざ借りる必要なかったかもな・・

 

窓に流れる景色を眺めながら、タクシーの運転手さんに聞いてみる。

 

「海とか遠くまで送り迎えしたことってありますか?」

 

「・・・」

 

返事がない。たぶん、私の声が小さいんだろう。初日のレンタカー会社のドライバーさんの時と同じだ。悪くとらえ意地を張っても、自分が損するだけである。

私はもう一度、こんどは若干腹に力を込めて声を発した。

 

「海とか・・」

 

「ありますよ、遠くなら空港から水族館まで行ったって人もいますし」

 

 

(聞こえてたんかい)

 

 

しゃべるのをやめた。

 

 

ついた 

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沖縄県立博物館

独特の外観はグスク(城や斎場)の石垣をイメージして作られた、らしい。

小学生の頃通学路で、電気の険針員よろしくブロック塀の間のクモの巣のはり具合を調べていた私は、全部の穴をチェックしたい衝動にかられた。(見た限りクモの巣が1つもないことに驚く)

 

広いロビーには、パラシュートのような柱が何本も降りてきていて、丸くくり抜かれた天井からやんわりと陽の光が注いでいた。

 

人もまばらな空間を、サンダルをパタパタいわせないよう注意しながら歩いていくと、脇にテーブルが置いてあり重箱がのっている。

 

 

 

 

試食かな。

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お皿に箸とは本格的。せっかくだからちょっと頂こうかしら・・と思っていると

職員の女性がやってきて、それは正しい並べ方など子供たちに楽しみながら体験してもらうためのレプリカだと教えてくれた。

 

久々にまともに人と話した私は、食品サンプルを食べようとしていたことなどすっかり忘れ、何故だか職員の女性に一緒に写真に写ってはもらえないかとお願いする。

 

戸惑いながらも笑顔で映ってくれる職員の女性。

 

そうだ、これからはしゃべった人に一緒に写真をとってもらうことにしよう!

 

帰って家族や友達に見せれば、いかにも充実した一人旅をしてきたようにみえるじゃないか!!素晴らしい思いつきに胸躍らせるが、その後誰とも話さないので写真を撮ることもない。

 

博物館を見学した後、同じ建物内にある美術館に寄る。職員の方はみんな丁寧で、展示物の間に座っている方でさえ通り過ぎる際、一礼してくれた。

 

その中のお1人が「どうぞ、奥の写真展もご覧くださいと」勧めて下さったので、言われるまま細い廊下を歩く。

 

展示室に入っていくと、アルミの支柱に釣り糸を渡して作ったような棚があった。

透明の糸の上に写真が並んでいる。光の少ない写真の中に生活を切り取ったような風景が映っていた。路地・子供

 

お尻

 

そうだね・・生活、忘れがちだけれど生尻も生活だ。うん。男性のものと思われるそれは肉感がなく、両サイドに痩せて頬がこけている人のように緑がかったくぼみがある。

 

生活感でてるなー

 

自分を納得させ進んでいくと・・もう1枚の写真の前で足がとまった。

見間違いじゃないかと目を凝らすが確かに映っている。

 

股間

 

沖縄に来て2日目、私は見知らぬ男性の股間を凝視していた。