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だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

骨注射 1

 

最初はつき指かなって思ったんです。

 

仕事で重い物を扱うことが多く、細かい作業もしていたためいつしか右手の中指が、ちょっと抜けてるような・・というと大げさか、そうきちんと関節に収まっていないような違和感を感じるようになって。

 

構わず仕事を続けていると痛む指を無意識にかばっていたのか症状はひろがり、薬指・人差し指、左の中指にも痛みは広がった。湿布やテーピングをしても効果はなく、日常生活に支障をきたすようになってきた。

 

近所の整形外科に行ったが、医師は5分診療のあと軽く首を傾げ看護師さんに「電気」と言ってその日の診察は終了。看護師さんにいざなわれるままベッドに座ると、掌に1つずつ四角い機械がのせられた。機械が点滅し、ほんのり温かみを感じる。が、両掌を上に向け重みのあるものをのせられている痛さの方が勝っている。

 

その後、自分なりに調べてみたがこれという病名には行きあたらない。次の診察でもちょろっと見て「電気」。色々聞いても「うーん・・」と濁すばかり、その割に電気は当てたがるから信用ならない。その病院へはかよわなくなった。

 

仕事を辞めてしばらく休んでいると症状は幾分おさまったが、ふとした拍子に痛くなる。起き上がろうと手をつく、ペットボトルの蓋を開ける。ひどいときは箸を使えずフォークでご飯を食べることになった。重い引き戸を開けるときは足や腕を使うようになり、自分の尻を拭くたびに眉間に皺をよせる(尻側の問題ではなく)ようになったとき、再び通院を決意する。

 

兄が病院を探してくれた。

 

ホームページをみると、個人の病院にしては建物も立派で診察している先生の肩書きも充分なものだ。早速行ってみる。

 

玄関前に銅像がたっていた。

 

待合室にも銅像・・。ほぼ裸の女性で腰には海辺に落ちてそうな網をまとい、頭にはなぜか子供の日に新聞紙でつくる兜のような何かがのっていた。

 

メッセージ性が計り知れない。

 

異国の風景を描いた絵画が待合室を囲むように飾ってあり、隙間に謎の銅像が配置してある。何かを召喚するならうってつけの場所だろう。現に歩行器や杖をもったお年寄りたちが数人、召喚されていた。私もパーティーに加わる。