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だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

File No.8 鏡の中の裸族

 

プールはいい。

 

なにがいいっていつ行ってもお水がたくさんあってたぷたぷしているの。たまらない。「プールサイドは走らないでね」と立て札が立っているが、横になるのはいいのかしらん。決して邪魔にはならないから胎児のポーズで横たわりじっと水を眺めさせてはくれまいか。監視員にテレパシーで語り掛けながら水中を歩く。

 

 

プールは空いていた。

 

 

おじさん率も低い最高だ!!と思っていたが、1時間たつ頃には物足りなさを感じている。おじさんのでっぱったお腹、2m先からもずくを投げつけられたような胸毛。あえて見たいと思わないのに目に入ってしまうそれらの光景が、もう懐かしい。

 

秋の始まり「コオロギうるせー」と思っていたらいつの間にか鳴き声が聞こえなくなっていて「コオロギ達どこにいったの?」みたいな感覚。先日おじんスープを作っていたおじさん達も今頃、草の間でカラカラになった体を地面に横たえ土に還る日を待っているのかもしれない。

 

今日はブログのネタになるようなことは何も起こらなかった。

 

嬉しさと寂しさ半々の気持ちでシャワー室に行くと、先客が1人。カーテンレールに水着をひっかけがっつり浴びている様子だ。どうせカーテンで見えないし素っ裸になるのは勝手だけれど、このあとどうするのだろう

 

ロッカーは廊下を挟んだ隣の部屋、着替えを置いておく場所もない。濡れた水着をもう1度着るのは大変だろうに。私はさっとシャワーを浴びると更衣室で着替えをはじめた。その間もずっとシャワーの音は途切れることはない。着替え終えて髪を乾かそうと洗面台に向かうと目を上げて

 

 

 

 

 

 

どぎゃん

 

 

 

 

 

後ろに素っ裸の女性が立っていた。恐らくさっきシャワーを浴びていた人だろう、シャワー室からそのままきたのだろうか女性は大事な部分をタオルで隠すこともなく、ロッカーをごそごそやっている

 

いけない。見てはいけない。

 

自分に言い聞かせ視線を逸らす。他の人が入ってきたが女性は慌てる様子もなく髪を拭いていた。(タオルそこに使う?!)シャワー浴びすぎて羞恥心も流れてしまったのだろうかそれともこのプールでは当たり前の光景で新参者私がたまたま目撃してしまっただけなのか。

 

私は逃げるように更衣室を後にした。

真相を確かめるべく同じ時間にまた来ることをケツ意して。

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