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だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

踊らされる系女子 前編



愛され女子


とかいう言葉がまだなかった時代。

私は、慢性的な恋人不在にあえいでいた。合コンに呼ばれることもあったが、いつも酔って吐くだけつまらない。外見にもコミュニケーション能力にも他に劣る”愛されなさ系女子”の私は、笑いのネタにされるか放置されるかのどちからかである。そりゃ飲まなきゃやってられない。合コンや飲み会に参加するたび、恋愛偏差値よりも男性不信の数値の方が高まっていったのも自明の理だ。


(このままではいけない)

 

と、私なりに努力をしてみるものの、外見はある程度までは簡単に磨けるが、内から湧き上がるような色気というものはそうそう手に入れられるものではない。どうやったら色気を身に着けられるのか・・悩んでいた矢先、テレビに社交ダンスを踊る杉本彩が映った。






これだ





少ない布地のドレスにピンヒールで踊る杉本彩、大人の色気爆発である。社交ダンス。これさえ修得できれば、私もモテるようになるかもしれない。いや、きっとなる!さっそく教室を検索。しかし、田舎のため近くに教室が見つからない。それによくよく考えれば、いきなり知らない男性と踊るのは気が引ける。おじさんおばさんの中で浮きまくるのも恥ずかしいし・・。とりあえず家で自主練をすることにした。初心者用DVD付きの本を買ってきて、パソコンを起動する。

レッツ、サルサ

何故サルサを選んだかというと、一人でも踊れる点と、自由度が高く女性がリードするのもありな点が気に入ったからだ。パソコンの前で小一時間練習するとコツが掴めてきた。

 

 


「なにガタガタやってんの?!」

 

 


そこへ母の登場である。照れ隠しにサルサを勧めてみたら、意外にすんなり受け入れた。再生ボタンを押す。

「ここでサイドステップからのターンね」

私が言うまでもなく、なんなく振りを覚える母。筋がいい。(さすが通勤中に父に見初められ、二十歳でデキ婚しただけのことはある)母には元々サルサ的資質があったらしい。暫く二人で踊った。

そうして自信も色気もついてきた私と母に、友達から飲み会の誘いが入る。男女数人でバーベキューしようと言うのだ。私は1も2もなく快諾した。海辺ということでパンツルックにはなったが、前日にまつ毛エクステに行って目元はばっちりフォーマル仕様。・・まぁ一番控えめのを選んだ割には、メーテル並みにバサバサしてしまったが、こんなものなのだろう。ピンクのTシャツを合わせれば(どうだい、私の中の杉本彩がにじみでているだろう。)ってなもんである。


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