だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

浴場エルボー

 

夜中、風呂に入っていた時。湯船に浸りまどろんでいると、目の前に黒い物体があることに気が付いた。3cm位のそれは滑る浴槽の淵をヨチヨチと歩いている。


(・・虫か)


その辺のか弱い女の子だったら悲鳴の1つも上げるところだろうが、野山を駆け回って育った私には、小さな虫などとるに足らず。それこそ無視である。そうしているうち、虫は不器用に足を動かし蛇口へ上り始めた。

(む、虫がなんだ。この私が虫くらいで動じるわけがない。もちろんゴキ○リは別だけど、生まれてこの方ゴキ○リなど見たことがないし。この辺りにそんな野蛮な生き物が生息しているはずがない。)

そう思った矢先、頭の中に友達の声がこだました。

「この前暑かったから窓開けてたらさぁ、遠くから虫が飛んできて壁にとまったの。見たらゴキ○リなんだもん、最悪~!!」









いる








やつらはその飛翔能力を活用し、じわじわと生息地を拡大していたのだ。あらためて虫に目をやる。長い触覚、黒いボディー(見れば見るほどゴキ・・)と思った瞬間、虫が羽を広げて空中に体を投げだしたではないか。


思わずバスタブの中で立ち上がる。

 

虫は私の動きに呼応するようにふらふらと上昇、このままでは裸の私に直にゴキ○リがとまることになる、

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パニックになった私は洗い場にジャンプした。

 

 

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そして着地の瞬間、足が滑り

 

 

 

 

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床に強烈なエルボーをかますことになる。

「・・・・っ」

あまりの痛さに悶絶する私。すぐ横には、巻き込まれたのかゴキではない虫が虫の息で落ちていた。



翌日、整形外科。

「転んだ?どこで?」

「お、お風呂場で」

「風呂場でどう転んだの?」

「お風呂場でびょんとジャンプした時に、滑って転んで肘を打ちました」




「・・ああ、そう。」

何故だか虫のくだりがとても恥ずかしいことのような気がしてはしょってしまったが、医者からからすれば”風呂場で無意味にジャンプして肘を痛めたイタイ女”である。

湿布をもらって帰った。


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