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だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

婚活パーティー 4

恋愛

「いえいえ、迷惑だなんてとんでもない!大歓迎ですよ、それよりいいんですか?すごい女子がいるみたいじゃないですか」

 

「僕はあんまり・・」

 

苦笑する相原さん。ライバルが多すぎて諦めただけかもしれないけど相原さんがこちらのテーブルを選んでくれたことが素直に嬉しい。少なくとも私達に興味を持ってくれてるのは間違いないだろうと考え

 

私はお見合いおばさんと化してここぞとばかりに友達を売り込んだ。

 

そうしてあっという間に時はたち

もう一人の男性と4人でメアドを交換しあった頃

 

パーティー終了の合図が鳴る。

 

モテモテ女子のハートを射止めた男性がいたのかはわからないが、ほとんどの男女がカップル成立することがなかったようだ。

 

司会者は次回の婚活パーティーの告知をして、無理やり会をお開きにする。

 

椅子に寝ていた男性は優しい女性に声をかけてもらえたのだろうか。

男性を追いかけまわしていた女性は無事顧客をゲットできたのかしら。

 

確かめるすべもなく会場をあとにする

 

婚活パーティー。なんだか想像とは随分違っていたけれど、少なくとも相原さんと出会えたことは収穫だ。友達とくっついてくれればこんな嬉しいことはないし私の働きも報われるってもんだろう。そう自分を励ます私の横で友達が言った。

 

「ダメだったね~」

 

ええ?!相原さんは?いい感じだったじゃん」

 

「うーん、なんかイヤ」

 

「そんな・・」

 

私が見たところ相原さんは友達を気に入っているようだった。友達もまんざらでもないようにみえていたし、なによりアルコール抜きであんなに楽しそうに男性と話す友達の姿を見るのは初めてだった。だからこそ私も二人をくっつけようと盛り上げ役をかってでたのに。

  

「別にすぐに結婚しろってんじゃないんだよ?婚活つってもあくまできっかけなんだから、男友達としてしばらくメールしてみてさ、それから考えても遅くないじゃん」

 

焦る私に友達は少し考たあと、はっきり言った。

 

 

 

「やめとく」

 

 

こうして婚活パーティーの夜は幕を閉じた。

 

 

 

その後、私は相原さんと何度かメールのやり取りをしたがデートに発展することもなく自然消滅する。確かに大人の余裕は魅力的だったけれどまだ(今より)若かった私には相原さんの冷静さが熱量不足に感じられたのだ。そういう意味では友達の直観はあたっていたのかもしれない。

 

数年後、私は別の友達に紹介してもらった男性と結婚。

 

本当にめぐり合わせとは不思議なもので、実はその男性にも婚活パーティーに一緒に行った友達を好きになった過去があったりするのだが・・その話はまた今度。

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