だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

兄のう〇こ

 

 

小さい頃、私と兄はよく結婚式に呼ばれた。

 

 

親戚に子供が少なかったため二人そろって新郎新婦に花束を渡す役割を担当させられたのだ。ケーキも食べられるし貯金箱などちょっとした報酬ももらえるので普段いがみ合っている私たちもその日ばかりは一時休戦、仲の良い兄妹を演じ仕事を遂行した。

 

その日も豪華なホテルに呼ばれ、出番を待つ間ロビーの片隅にあるお土産物店を物色していた。ホテルのお土産店といえば地域の特産物やお菓子などがおいてあるものだが、そこは少し変わっていた。

 

不気味なピエロの被り物や宇宙人の人形など異様な物が並んでいる。

 

そこでひと際目をひいたのがう〇こだった。

 

アニメで登場するようなかわいくデフォルメされたものじゃない。本気でリアルを追及したう〇このレプリカだ。ブツがティッシュに3本乗っており、ご丁寧に銀バエまでついている凝りっぷり。それがガラスの棚にいくつも並んでいた。こんなものを陳列して一体誰が買うのだと内心せせら笑っていたら

 

 

 

 

 

兄が母にう〇こをねだり始めた。

 

 

 

 

兄は成績優秀スポーツ万能、家に女の子がついてくるほどモテていたが母にう〇こをねだる姿はただの阿呆だった。しかしものがものだけあって兄にあまい母も今回ばかりは首を縦にはふらない。抜け目のない兄は代わりにピエロの被り物を買ってもらい、後々暗がりから飛び出すなどして妹をおびえさせることに活用した。

 

今でもそのホテルは存在しており、名前を聞くたび(まだう〇こを売っているのだろうか)と思いをはせる。確かめに行こうという気はおきないが時々「う〇こあったよね」と家族の会話に上るので私たちは値札の付いたう〇こを忘れることはない。

おおきな うんちくんハット

おおきな うんちくんハット

 

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