読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

京男おいでやす 1

恋愛

以前ネットとリアルは別物にしたいと書いたが、1度だけその禁忌を犯したことがある。

 

 

 

ネット上の知り合いと直接会ったのだ。

 

 

 

相手はブログでよくコメントをくれる方だった。日々の出来事を語るうちコメント欄には常連さんと呼べる方々が集まるようになっていて

 

その中の1人が小沢さんだった。

 

同じサイトでブログを書いている方で、関西在住のサラリーマン。主に関係者にしかわからないような仕事の愚痴が書いてあったのでストレスの多い職場に勤めていると推測できた。

 

コメントを頂くうち、互いにコメントのやり取りをするようになりとうとう小沢さんから直接連絡がきた。私が友達と京都に旅行する計画があることを知りメールをくれたのだ。

 

 

 

「京都に来るなら地元です、案内しますよ~」

 

 

冗談かと思ったが話は具体的である。小沢さんが運転する車で観光地を案内してくれるというのだ。私はともかく友達の面倒までみてくれるとは、なんてフレンドリーな人だろう。

 

友達に相談すると、いくらメールでやりとりしていてもネットで出会った人である。油断して行ったらたちまち手籠めにされ、切り刻まれて嵐山山中に埋められてしまうかもしれないと言われた。

 

確かにそうだ。

 

相手をわかった気でいるがネットでなどいくらでも猫をかぶれることは自分が一番よく知っている。

 

それに小沢さんの計画だと交通費は浮くが、もし会って気が合わなかった場合無理して1日一緒にいなくてはならないことになる。

 

 

会うなら1日の最後、夜ご飯を食べるくらいにしようということになった。

 

 

小沢さんには「あちこち行きたい場所があるので」と、私の友達も交えみんなで食事をするということで了承してもらった。

 

当日、名所観光をすませ小沢さんに連絡する。紅葉の季節の京都はどこも混雑しており、約束の時間に遅れそうになったが彼の誘導でなんとかたどり着くことができた。しかし、すぐ近くにいるはずなのにお互いを見つけることができない。

 

待ち合わせ場所では若い人が何人も携帯をいじっており、男性すべてがそれらしい人物に見えて仕方がなかった。1人階段の手すりに半分尻を乗せて斜に構えている人が気にはなったが、こちらの人数は告げてある。小沢さんだったら声をかけてこなければ不自然だ。

 

確実に近くにいるのに会えないというもどかしさ、業を煮やした私はその場で携帯を掲げくるくる回った。

 

「ここで~す」

 

ようやく声をかけられる。「小沢です」さっき手すりに片ケツをあげていた人だった。

 

(なんでさっさと声を掛けてくれなかったんだろう)

 

疑問は残ったが時間がない。軽く友達を紹介し、予約したお店に急いだ。

アルコールの助けもあってすぐにみんな打ち解けた。

 

小沢さんに私の第一印象を聞いてみたら

 

 

 

 

「もっとお姉さんぽい人かと思っていた」

 

 

 

と言われた。ブログでモテないことをぷんぷん匂わせていたのに、けっこう下世話なネタも書いていたのに、それでも男性は女性に夢を見る生き物なのだなと思った。

   ↓更新の励みになります↓