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だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

バーチャルデート 2

カズ君が手からばかうけを受け取りテーブルへ置く。ささっと本をわきに寄せ、脱ぎ散らかしたパジャマには布団をかけて目隠しした。

 

きっとカズ君は汗だくだ。前髪はおでこに張りつき、こめかみから汗の玉がとめどなく落ちてくる。

 

ここは冷たい麦茶でも

 

 

 

 

,,,,,((((*゚▽゚)o旦~~ オチャオマタセー

 

 

 

違うか・・昔よくこんなんやられて対応に困ったな。茶を飲んでいる顔文字を検索しているうちに話題が変わってたりして、結局元気の良いのは挨拶だけという初心者にありがちなパターンに陥いるのね。

 

(チャットあるあるに浸ってる場合じゃない、目の前にはカズ君がいるのだ。もてなさなくては)

 

しかし麦茶は階下の冷蔵庫、危険が多すぎる。まだ扉の下からこちらの様子をうかがうように犬達の鼻息が聞こえていた。どうしたら・・

 

1人葛藤する私にカズ君が明るく言った。

 

「隣に座ってもいい?」

 

あら私としたことが座布団も勧めませんでこりゃ失礼。けれどそんな顔文字ってあったかしら座布団座布団・・

 

(  ̄ー ̄)ノ◇ ザブトン1マイ

 

違うな

 

座布団でも!!((ヘ^^)ヘ_

 

部長の腰ぎんちゃく的なへりくだり感

 

(((( ・_・)/□ 座布団どうぞ

 

ちょっと無愛想すぎるかな。

 

適した顔文字を探すのが面倒になり「はい」とだけ答えた。するとカズ君が押し倒してくる。

 

 

 

 

「カノちゃん好きだあああぁ~」

 

 

 

大きな声を出すでないよ!兄に聞こえるだろが!!しかも好きて?!さっき会ったばかり、まともに会話したのも数行の私を何故好きだと言い切れる?!

 

てっきり初対面だと思っていたが違ったのか?!カズ君は数人で遊ぶ中の一人で、そのうち二人で出かけるようになりお互い気持ちはあるけれど関係を壊したくないがために先に踏み出せずにいる間柄?

 

まだ三人だった頃のELTの歌みたいな?いつか最高の自分に生まれ変われる日が来るの?

 

私の戸惑いをよそにカズ君の勢いは止まらない。

 

部屋で二人きりになったことでカズ君の溢れる思いが決壊したのだろう。

 

OK大体理解した。乗りかかった船だ(乗りかかられてるのは私だけど)このドラマの行く末を最後まで見届けさせて頂こうじゃないの。覚悟を決めた時、カズ君が言った。

 

「かわいい下着きてるね」

 

Dear My Friend

Dear My Friend

 
 

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