だからって終わってるわけじゃない

・・からツライのかもしんないけど

アニサキスハル5 ―空気を読まない空気―

 

ハルはすくすく成長した。

 

丸い顔に低い鼻、短い尻尾をクイッと動かして喜びを表すしぐさや

時折、笑いすぎた人のように「ゴッ」と鼻を鳴らすくせも愛嬌があってかわいらしい。

 

ただ気になったのが

 

オナラの頻度だ。

 

毛の長さの違いなのか、高貴な出のせいかヒメちゃんのオナラはほとんど聞いたことがないのに比べ、ハルのオナラはしょっちゅうだ。調べてみると、鼻の低い犬種は空気を吸い込みやすいためどうしても回数が多くなるとある。

 

しかし本人はいたって健康

 

弊害といえばワクチン接種を受けたあと

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オナラが止まらなくなり、説明を聞いてる間中

笑いをこらえるのが大変だったことぐらい

 

 

いつしかみんな、ハルのオナラを気にもとめなくなっていた。

 

 

ある日、テレビを見ていると

兄の好きな映画がやっている。

 

マイドッグスキップ

 

少年と犬との心温まる交流を描いた実話らしい。

ありがちといえばありがちな話だが、兄が久々に見たいと言うので

みんなで見ることに。

 

少年の元にジャックラッセルテリアがやってきて、少年はスキップと名付ける。いたずら好きだが賢いスキップのお陰で、退屈だった彼の日常が彩られていく・・。

 

ハルも画面の中で走る犬を追いかけたり、鳴き声に首をかしげたりしていたが

 

そのうち兄に抱っこされたまま寝てしまった。

 

物語はクライマックス

 

悪者にケガをさせられ瀕死のスキップに少年が語りかける。

 

 

「ピピッピピピピピ」

 

 

 

 

 

 

 

「くさっ!!」

 

 

一番いいところでオナラ。

出所はもちろん兄に抱かれたハルの尻だ。

 

「手にオナラの感触あったぞ」

 

どうでもいい報告をしてくる兄、目じりが光っていた。

その涙が映画のせいなのか、オナラが目にしみたせいなのか追及したいところだが

 

ここは空気を読んで笑っておく

  

  

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