だからって終わってるわけじゃない

アラフォー、バツイチ、ヒキニート、だからって終わってるわけじゃない・・からツライのかもしんないけど

アニサキスハル11 ープロフェッショナルー

 

兄が家を建てるらしい

 

母も自分もいい年だし

いまのうちスーパーや病院に通いやすい市街地に引っ越そうというのだ

 

「(兄が)結婚した時のために子供部屋も作るよ」

 

母は喜んでいたが

私は兄の本当の狙いに気づいていた

 

犬御殿

 

居間と廊下を仕切る扉には

犬ドアを設置

 

リン用トイレ(ハルは外で

しかしない)を置く場所の上

には臭い防止の換気扇をつけた

 

階段には滑り止めのマットを敷いて

 

庭には柵をめぐらしバラと芝生

を植える。ドッグランとしても

機能させるつもりなのだ。

 

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兄の想像図

 

こうして犬仕様の家は完成

引っ越しも済み

 

 

しばらくは

 

家の細かいメンテナンスや造園の

相談のため業者さんが出入りする

 

 

「こんにちは~」

 

「あっ、よろしくお願いします」

 

「オウッオウッオウッ!!」

 

リンは番犬としては非常に優れた

才覚をもっていたが、いかんせん

立ち入る者はすべて敵と評してしまうところがある

 

業者さんが噛まれる前に

リンには別室で休憩をとってもらう

 

一方、ハル。来客に気づくと

 おもむろに立ち上がり

 

ボゴッ

 

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(いらんよハル!そのサービス精神ありがた迷惑だよっ!!)

 

 

しかしハル、ただやみくもに

愛想を振りまいているわけではない

 

さりげなさを装って業者さんの

仕事ぶりを監視しているのだ

f:id:kano8:20181007113004j:plain「どこ座ってんの!!」

 

犬の気持ち兄知らず

別室へ連行しようとハルを抱き上げる

 

そこへ業者さん

 

「すいません、ちょっと失礼」

 

メジャーを取り出しハルの頭部を計測

  

「・・うん、オッケーです」

 

柵の隙間から犬が逃げないよう、設計の参考にするらしい

 

さすがプロ

顧客の要望をしっかり把握しておられる