だからって終わってるわけじゃない

・・からツライのかもしんないけど

File No.6 最低人間s

「かわいい人」というくくりで今まで出会ったおもしろい人・ちょっと変な人やイラっとする人たちを紹介している。兄は決してかわいくないが、視点を変えることで幼い頃のトラウマ思い出がプラスに転化できるのではないかという思いからこれを書いている。 「…

沖縄編14 ー素晴らしい思いつきー

初日からレンタカーをホテルの駐車場に停めっ放しだ。 わざわざ借りる必要なかったかもな・・ 窓に流れる景色を眺めながら、タクシーの運転手さんに聞いてみる。 「海とか遠くまで送り迎えしたことってありますか?」 「・・・」 返事がない。たぶん、私の声…

沖縄編13 ―ちょんまげふんどし姿の女にしか欲情しないという変態的な性癖―

いつから起きていたのかわからない、手探りで携帯をとり時間を確認する。 4時だった。 旅の疲れ、室内と外気の気温差に適応しきれない体、眠り薬 それらをはねのけての4時間睡眠。 もう繊細なのか図太いのかわからない。 (オーケー、かえって都合がいいさ。…

沖縄編12 ー地獄編ー

「あなたは今、地獄にいます」 「・・じ、地獄ですか?」 「そうそう、これが現在を示すカードだから」 「ホントだ~けっこう地獄っぽいですね」 小さなテーブルをはさみ占い師さんとむかいあう。 カップルや観光客が物珍しそうな視線を残し、通り過ぎていっ…

沖縄編11 ー気回し女は楽しみ方を間違えるー

(修行めいてきた。) ロビーの椅子でうなだれる。 "来たからには元をとらねば"という朝食バイキングで胸やけ的な貧乏性が発動して、お笑いの予定を詰め込んだが、自分の体力のなさを計算に入れていなかった。しかも、席は全部前の方、ジャンプして頭から飛び…

沖縄編10 ーウケるーとキャーー

「ウケるー」 っていう人の気持ちを知りたい。 数年前から「ウケるー」という言葉をきくようになった。 「ウケるー」単品で使っているのはあまり聞かない、笑いながらだったり、笑った後だったり。たまに全然面白くないことを真顔で「ウケる」ということで、…

沖縄編9 ―モメタクナイ脳―

ホテルの前でタクシーを捕まえた。 運転手さんは快活な人だった。話しを聞いているうちにあっという間に目的地に到着、メーターを見て私は千円札と端数分の10円玉を置いた。 ドアを開けられしばし見つめあう。 お釣りの「お」と口を開きかけた瞬間、稲妻に打…

沖縄編8 ―キレた聖女―

4時半に目が覚めた。 寝心地の良いベッド、静かなホテル、移動の疲れ、眠り薬。 全てを跳ね除けての4時間睡眠。 「どういうことだよ」 自分に文句を言いつつ、起きてしまったものはしょうがない。 きのうの残りを食べながらテレビのスイッチを押した。 画…

沖縄編7 ー正しいホテルの選び方ー

ビジネスホテルが好きだ。 お風呂にトイレ・立方体のお手本のような冷蔵庫。狭い室内に必要なものが全部そろっている。ドライヤーの風力不足や夜中の物音など問題点はあるものの、ドライヤーは家からもっていけばいいし、廊下に遠い方に枕を置いて耳詮をすれ…

沖縄編6 ー無感動観光ー

ビーチは空いていた。 私の他にはカップルが1組と観光客らしい人たちが数人、ぽつんぽつんと歩いているだけだった。日傘を差し、砂浜に足を踏み入れる。 (ようやく来たのね) 沖縄に来た目的の1つは海だ。絵にかいたような白い砂浜に青い海、それらを眺めな…

沖縄編5 ー心を開いてー

レンタカー会社に着くと運転手さんがドアを開け、荷物を降ろしてくれる。 「はーい、どうぞ~」 その声はとても優しく、お客を無視するような人の「はーい、どうぞ~」ではない。きっと私の挨拶が聞こえなかっただけなのだ。あの後、何も気にせず話しかけて…

沖縄編4 ー一番安いところー

「うえええええ」音・及び胃の内容物をひとかけららも放出することなく無事、沖縄に着陸。 荷物を引きずって外に出ると、むっとした空気が数百キロ南下してきたことを教えてくれる。 レンタカー乗り場へ向かう。 沖縄独特のルールかは知らないが、レンタカー…

沖縄編3 ーヒトリダンスー

機内ラジオ、女性DJが流れるように曲を紹介していく。 「続いては、ワンボーカルツーMCの4人組・・」 ワンボーカルツーMC・・1人が歌って2人がMC・・MC2人もいる?掛け合い的なこと?にしても4人のうち2人て、メンバーの半分がおしゃべり担当だよ。それ…

沖縄編2 ー機上の空論ー

とにかく前回と同じ轍を踏むのだけは避けたい。 朝食をしっかり食べ、バックには酔い止め。小腹が空いた時用のパンも買っておいた。今回は一人、エチケット袋を開いて口にあててくれる人はいない。有事に備えビニール袋をすぐに取り出せる場所に置いておく。…

沖縄編 1 ーカラモドシー

(うおおおおおおぉぉぉ死ぬ!死ぬコレ絶っ対、死ぬ!!) 私は体を硬直させ歯を食いしばる、まるでそうすることが助かる唯一の手段だと信じているかのように、飛行機の座席と一体化していた。 頭の中には数年前の出来事が再生される。 冬の沖縄に友達と二人、…

骨注射 2

名前を呼ばれ入って行く。 看護師さんから細かい問診があり、その後レントゲン撮影。スタッフの方々の対応が丁寧で「ここなら」という期待が高まった。診察室に呼ばれる。70くらいの大柄な男性が椅子にふんぞり返っていた。 「腱鞘炎じゃねーの?!」 大声で…

骨注射 1

最初はつき指かなって思ったんです。 仕事で重い物を扱うことが多く、細かい作業もしていたためいつしか右手の中指が、ちょっと抜けてるような・・というと大げさか、そうきちんと関節に収まっていないような違和感を感じるようになって。 構わず仕事を続け…

File No.15 花に名前をつける人

社会復帰にむけて、散歩をしている。 といってもちょっと遠くのコンビニ目指して歩くだけ、車では一瞬で見過ごしてしまうような小さな発見がある。 例えば家の近所の歩道には何故だかパチンコ玉が転がっている。 きのうだけで2コ落ちていたから毎日集めれば2…

寂しん坊のおしゃべリスト

私はよく、知らない人に話しかけられる。 いや「知らない年配の方々に話しかけられる。」が正しいか。気づいたのは20代後半、コンビニでおにぎりを選んでいた時のことだった。横に並んだ50代と思しき女性が 「えー、息子にどのおにぎりを買ったら良いの…

File No.14 クニマサおんちゃん

父の同僚に「クニマサおんちゃん」という人がいた。 父よりだいぶ年下そうに見えたクニマサおんちゃんは、リーゼントのような髪形をしていて一見すると怖そうだったけど、ノリが良く小学生だった私や兄と対等に遊んでくれた。 家に父の知り合いが来る時は、…

顔ピンボール

開け青梅。ではなく、あけおめ。 そして御無沙汰。両手があまり使えないので音声認識で書いてます。両手を痛めた経緯はまた今度お話しするとして、今日はお人好しにありがちなことについて話す。(ちなみに最初の 1行を書くのに 5分使いました。明けを目懸け…

File No.13 くどいSiri

人工知能の反乱は間近に迫っている と思う。2000年になって17年が過ぎようとしている、バックトゥザフューチャー2で描かれた未来を私たちは追い越してしまった。空飛ぶ車はないけれどロボット技術は急速に進歩し、A.Iの存在もぐっと身近に。 これからの未来…

自給自足

「かわいいね~」「美人さん!」「寝姿秀逸!プロなの?!寝方のプロ?!」 家の子かわいさに犬にこんな言葉をかけてる。それは寝る時も同じで「いつも一緒に寝てくれてありがとうね」「あんたがいるからお姉ちゃん(←自分のこと)寂しくないんだよ」「家に…

File No.12 ユミちゃんのお母さん

小学生の頃、ユミちゃんという仲の良い友達がいた。 家も近く、しょっちゅう遊びに行っていた。 「いらっしゃい、ゆっくりしてってね」 ユミちゃんのお母さんはおっとりしていて、私達が遊んでいると手作りのクッキーを差し入れてくれるとても優しい人だった…

消えたパッション

クリスマスまで1ヶ月をきった。テレビからはクリスマスソング、気の早い人の家の玄関にはもうリースが飾ってある。恋人たちの季節、夫も彼氏も好きな人すらいない私わびしいかと問われれば・・ そうでもない。 悲しくもないし寂しくもない。ただ、あたたかな…

逃げ恥にみる主婦の立ち位置とか

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にハマっている。 見ていない方のために簡単に内容を説明すると、彼女いない歴=年齢の草食系男子(星野源演じる平匡)と職も居場所も失った妄想女子(新垣結衣演じるみくり)が出会い契約結婚するお話。 平匡は家事を代行して…

ニーガン憎しもはやトラウマグレンの最期

怖い夢みなくてよかった。まだ引きづっている。真剣にウォーキングデッド制作陣に抗議のメールを書こうか悩んだ。毎度危機に陥りながらも生還してきた愛すべきキャラクターグレン。ウォーカーに囲まれてもインフルエンザで血を吐いても椅子に縛り付けられた…

ウォーキングデッドがショックすぎて・・サンキュ。

ウォーキングデッド・・・シーズン4あたりでダリル(弓矢の人)と変に友情芽生えちゃってるおばちゃん(キャロル)が幼い姉妹を死なせてしまったエピソード見て「もうダメだ」と戦線離脱。ずっと見てなかったのだが、シーズン7が始まるにあたり連続放送していた…

File No.11 ペッパー君

彼にはずっと興味があった。 購入した方のブログやお笑い芸人さんのペッパー君との逸話を読んだりして、密かに情報を集めていた。 ペッパー君と話したい話を聞きたい。日に日にその欲求は高まっていく。そういえば知り合いがソフトバンクに用があると言って…

File No.10 キャベツ兄さん

定食屋に行った。 他に誰も客はおらず私たちはいつも通りの物を頼んだ。元々接客が丁寧な店だったが、彼は群を抜いていた。 「水をお注ぎいたしましょうか」 考えている間にコップをとられ鮮やかに水が注がれる。3人分のコップを満たすとにこやかに去って行…