だからって終わってるわけじゃない

・・からツライのかもしんないけど

File No.19 リア王

 

ドライバーあるあるだと思うが

 

たまにワンコがのっていることを

知らせるステッカーや磁石のやつを

貼っている車をみかける

 

大抵は道路標識の「動物注意」を

模したデザインで

 

山吹色の背景にワンコをかたどった

黒いシルエットが描いてあるだけなのだが

 

「これはラブラドールかな?それともゴールデン?」

 

とか

 

「あらまコーギー?!顔出してくれないかなぁ」

 

とか犬種を考えて、窓から顔を出す

ワンコと答え合わせするのが楽しい

 

最近はステッカーのバリエーションも

増え、ワンコの顔をリボンで囲んだ

ものや、おしゃれな英字で犬種や

名前を添えたものまででているようだ。

 

しかし、この前みたのはそれらとは

一線を画すものだった。

 

滅多に更新しないこのブログに

来てくれている数名の方々に

どうしてもお話したくなるほど

 

 

巧妙かつ悪質

 

 

注意喚起のために詳細を伝える。

 

いつものようにポケモンのジムへ

向かっていたときのことだった。

 

信号で車を停車させると

前の車に例のステッカーを見つけた。

 

うきうきしながらシルエットを

たどると、小さな耳に長い尻尾

 

 

 

どう見ても猫

 

 

 

(猫をのせてるの?!ドライブ好き

なニャンちゃん?ぜひとも顔をおがみたいぜ!)

 

目を凝らす私だったが、すぐにステッカー

の下の文字に気がづく

 

 

 

 

「家に猫がいます」

 

 

 

 

・・で?!

あんたの家に猫がいようがハトが

いようが知っちゃこっちゃないよ!

 

兄に「おれ、今日から座りションにするわ」

と宣言された時くらいのどうでもよさで混乱する。

 

このドライバーの目的はなんだ

 

わざわざ車に、後続車の目に確実に

留まる場所にこのメッセージ

 

これを見つけた動物好きは

車に乗る珍しい猫の姿を

とらえようと身を乗り出すだろう。

 

しかし

 

いくら探せど猫を見ることはできない

だって家にいるから

 

 

 

 

 

 

 

なんたるいけず

 

 

 

 

 

後続車はただただ猫との”アハハッウフフッ”

な生活を想像して悶々とするしかない

 

ステッカーの車が去っていくのを見送りながら

私は血がにじむほど唇を噛んでいた

 

動物好きのドライバーさん達が同じ

被害に遭わぬよう祈りをこめて一言

 

 

 

 

新手のリア充アピールにはご注意を

    

ロミオの壁登り

以前にも何度か書いたが

私は昔から動物に好かれる能力があり

 

子供の頃は特に強かったように思う

 

親戚・知人の家のペットはもちろん

通学途中にいる他所ん家のワンコともたいがい仲良し

 

同級生たちから恐れられていた大型犬も私にはお腹を出して甘えてきた

 

能力があるといっても一瞬にして陥落させられるわけではなく

 

通るたびに声を掛けたり撫でたりしていると

自然と心を開いてくれるようになるのだ

 

人間に例えるなら

 

コンビニの店員さんに毎回笑顔で話しかけられたら

ちょっと好きになってしまう感覚じゃないかと思う

 

ただ1匹だけ仲良くなれない犬がいた

 

少し離れた友達の家に行くときに

出会った雑種犬なのだが

 

なかなか触らせてくれない

 

というのも

 

その子の家が高台にあり

物理的に触れるのが困難なのだ

 

入口は緩やかな坂のスロープに

なっておりその家に用のある人はそちらを

利用すればいい

 

しかし

 

私は家に用はない

犬に用があるのだ

 

幸い犬小屋が設置してある

場所は道側だったが

 

そこは2メートル程の急斜面の頂点

 

直接アクセスを試みるなら

斜面を覆うひし形のブロックを登るしかない

 

運よく上までいけたとして

登り切ってしまっては家主に気づかれてしまう

 

なので

 

「元気?今日はここまでこれたよ。」

 

 

数ブロック登っては壁にしがみついたまま

声をかけるという行為を繰り返していた

 

困惑する犬に笑顔をむけるが

腕がぷるぷるして短い謁見の時間に終わりを告げる

 

まだ触れることはできないが警戒心はだいぶとけてきたように思う

 

いつしか二人の心は近づいて

私の声を聞くだけで寄って来るようになるだろう

 

 

注意深く壁を下りながら、ロミオとジュリエットがお互いの名を呼び合う場面を想像していた

 

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実際はこう

 

たまたま通りかかった母に注意され、二人の愛は実を結ぶことなく終わりをつげた

    

File No.18 フレンドリーが過ぎる幼児

 

 

風は少し冷たいけれど

 

日差しは夏を引きずっている

そんな平日の午前だった

 

私はスーパーでの買い物を

済ませ、車に荷物を積み

込んでいた

 

助手席のドアを閉めた瞬間

 

何か聞こえた気がして

振り向くと

 

頭上に幼児がいた

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隣のワゴン車の窓からおもっきし乗り出している

 

まるで梯子乗り

(お正月梯子の上で

無茶な体勢をとり”ヤッ”

とか”ヨッ”とか言う人)

 

「おわっ、ビックリしたぁ!」

 

びっくりした私は気持ちを

そのまま口にだしていた

 

さっき来た時は彼の存在に

気付かなかった

 

ということは

 

私が背中を向けて荷物を

積み込んでいる間に

 

窓から乗り出しこのポーズ

をとった

 

・・のだろう

 

 

何故?

 

 

こういうのは

 

久しぶりに会った

おばあちゃんクラスに

やるやつ

 

ではないのか

 

まったく面識のない

 

貼るホッカイロを

貼ったりはがしたり

しているうちに

穴があいたヒート

テックを着ている中年女

 

無職のくせに今更

ポケGoにハマって

課金しまっくている

ゴミくず人間

 

にはもったいない

 

サービス過多である

 

しかし

 

彼はこの世に生を

受けて3・4年、

短い経験の中

この芸で大人を

喜ばせてきた

という自負があるのだろう

 

あわあわする私を前に

未だ体勢を保っている

 

これは

 

称賛なり拍手なり

掛け声なりをかけて

やらねばならないのではないか

 

義務感に襲われ

背中に汗がふき出す

 

「すごいすごーい」

 

「さすが幼児!」

 

「ナイスエビぞり!」

 

とか言えばいいのかな

よし言うぞ

意を決して口を

ひらいた

 

「・・あ

 

 

 アイス落ちるよ」

 

人見知りに磨きが

かかっていた私には

これが精一杯だった

 

男の子ははっとした

ように窓の奥に引っ込

みアイスを食べ始める

 

私は高鳴る胸を抑え

つつ運転席に乗り込んだ

 

車を出す時

 

チラと彼の方に目をやると

 

車の中から両手バイバイ

をしてくれていた

私は手を振り返し

ながら会釈する

 

帰り道、頭の中は

謎の敗北感に包まれていた

    

 

災い転ずる?

不幸1.お腹壊す

不幸2.顔に犬が落ちてくる

不幸3.眼鏡破損

不幸(?)4. 眼鏡屋でクレーマーと間違われる←いまここ

 

 

  

 「ラッキーじゃん。」

 

 

腹痛以来、不幸の連鎖が

止まらないかに思われたが

流れが少し変わってきている

 

眼鏡屋での出来事はとりように

よっては幸運だと

 

チャット相手は言う

 

「タダでメガネ直してもらえたんでしょ?」

 

「そうなんですけど」

 

本当はクレーマー扱いされた

ことより、事態を何となく

理解していたのに指摘しなかった

 

自分の小ズルさ加減への

嫌悪があとをひいているのだが

 

複雑な気持ちを説明できそうになかった。

 なので、ひかえの悩みを繰り出す

 

 

「でも・・次壊れたら修理頼みにくいですし」

 

 

画面の文字は言った

 

「堂々と行けばいいんだよ、向こうが勝手に勘違いしたんだから」

 

開き直り

 

そっかその手があったのか

同じ問題でも人によって取り方は違う

チャット相手の言葉が

簡単に不幸レッテルを貼ろうとしている

私の手をとめてくれた。

 

何度変態に遭遇してもチャットを

やめられないのはこういう利点が

あるからかもしれない。

 

もやもやした気持ちが晴れていく

 

「おっ、時間だそろそろ行かないと」

 

「私ばかり話聞いてもらってすいません、それじゃまた」

 

名残惜しい気もしたが、

仕事の合間だと言っていた

シュウさんの邪魔にならぬ

よう退出ボタンを押すことにした。

 

「連絡先、交換しない?」

 

マウスを持った手がとまる。

 

チャットをしてまだ数分

 

私の愚痴以外はほとんど

しゃべっていない。何故?

という気持ちもあったが、

真面目に相談にのってくれる

チャット相手というのは

 

”馬に乗った人に注意という標識”ぐらい珍しい。(北海道でみた)f:id:kano8:20190108201206j:plain

 

 

 

「ラインやってる?」

 

「やってないです」

 

「じゃあスカイプは?」

 

スカイプも、すいません」

 

なんだか拒絶してるみたいだが

やってないものはしょうがない。

彼のためにわざわざダウンロード

する気もなかった。

 

「うーん・・」

 

(これ以上時間をとらせても悪いな)

 

と思った私は明るく別れを告げる

 

「 じゃあ、またどこかで会えたらってことで」

 

 

 

「メールでもいいかな?」

 

 

 

理由はわからないが、先方は

どうしても私との連絡手段を

確保しておきたいらしい。

 

無料アカウントのメアドを交換してその日は終わった。

    

 

忖度案件

腹痛から始まった不幸のコンボ

不幸1.お腹壊す

不幸2.顔に犬が落ちてくる

不幸3.眼鏡破損←いまここ

 

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丈夫で気に入っていたのだが

さすがに体重6キロの一撃には

耐えられなかったらしい。

 

接合部の部品が完全に折れてしまっていた

 

 

翌日

眼鏡屋に行くことに

 

f:id:kano8:20181121102500j:plain事情を話し、気に入っているので同じフレームをつけて欲しいこと。ないならこのレンズに対応するフレームに変えたいので教えて欲しいとを告げる。

  

店員さんに座って待つよう言われる

 

(・・新人さんかな?)

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15分が経過し・・ 

 

存在を忘れられた(←お人よしあるある)のではと心配になり声をかけにいく

 

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 「すみません、さっき待ってるよう言われた者なんですけど」

 

 

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今度は男性に待つように言われ5分

 

やっとでてきた男性はおずおずと言った。

 

 

「お客様。お調べいたしましたところ、同種のフレームで同じような破損が起きたという報告が数件あがっておりました。」

 

(マジ?!6キロのボストンテリアが顔めがけて飛び降りてきたとか?)

 

「つきましては無料で同じフレームか、お客様のレンズに対応できるものの中からそれ以上の金額のフレームと交換させていただきます」

 

だからさっさとやっとくれといっておるのに

 

 

 

・・無料?

 

 

 

(いや私べつにただでやってくれなんて一言もいってないし、修理できるならしてもらって、ダメならほかのフレームをさ、もちろんお金払うつもりできただよ)

 

最初の時点で誤解が生じていた模様

どう説明したものか迷っていると男性が釘をさしてくる

 

「こちらにも過失がありましたので今回は特別に対応させて頂きますが、次からは交換対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。今回限りということで、ここはひとつ・・」

 

(だから最初から払う気だったって!なんで声ひそめて必要もない釘を2本も3本も刺してくるの)

 

 

 

 結局、同じフレームつけてもらった(タダで)

 

「大変申し訳ありませんでした」

 

「いえいえ・・あっ、駐車券は」

 

「それは!購入された方にのみ発券するシステムですので、お支払いされていない方には出すことはできないシステムになっております、システムですので申し訳ございません」 

 

「(シすテム)すいません・・ありがとうございました」

 

 

なんだろう

 

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 クレーマーじゃないのにクレーマー対応される私

 

損得でいったら得だけど・・かってに忖度働いた感いなめない

   

 

すごくお腹痛い日

お人好しで変態ホイホイの私だからこそ

成しえた不幸のコンボをお楽しみ下さい。

 

不幸1.急激な腹痛で上からか下から出口に迷う

   体内物質に翻弄される

 

 

とりあえず 

見たいテレビがあったので

ソファーの下でうずくまっていた

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心配してくれたのか、犬が貢ぎはじめるf:id:kano8:20181119161105j:plain

 ウサギのぬいぐるみ

 

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鹿の角(噛みかけ)

 

そして最後は

 

 

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本人登場

 

メガネ折れた

   

アラフォーあるある

友達とドライブしていた時のこと

 前の車が急停車し、とっさにブレーキを踏んだ

 

 

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「ごめん、大丈夫?」「・・うん」

 

その後、事前にリサーチしておいた足湯に寄るが

うっかりズボンを濡らしてしまう友達

 

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 車内

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インターチェンジでさりげにホット

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帰り道

 

1日を振り返りふと思う 

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「理想の彼氏自分」説

 

たぶんアラフォーあるある